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ルルと遭遇しました。
ひたすら普通の世界です。
シャルルんもいますが、シャルルんのイメージはあの茶髪の方で。
ウサギのイメージはハガレンのホーエンハイムです
「あらあら、まあまあ」
「あらあらまあまあ・・・じゃありませ!母さんなんですかそれは。」
ごくごく普通の、ごくごく一般的な一軒家の玄関先。
敷居の上にいるその男は、自分とまったく同じ顔をしていた。
「だってね、ルルーシュだと思ったのよ?」
「確かに似ていますが・・・俺はそんな恰好はしません。」
「でも、ミレイちゃんの罰ゲームのことだってあるじゃない?」
やはり、ここでもミレイは同じなのか、とルルーシュはぼんやり思う。
「で、お前は誰だ・・・?」
「・・・・・・ゼロ」
咄嗟に出てきた名前がそれだから、大笑いだ。
いや、無論本当に笑うわけでもないが。
「ゼロ・・・?変わった名前だな。」
「まあ、いいじゃないルルーシュとりあえず上がってもらいましょ。あ、靴は脱いでね」
ガサガサと買い物袋の音を立てながらマリアンヌが家の中へ上がる。
その家のルルーシュはというとルルーシュを奇妙なものを見るまなざしで見つめて、
「とりあえず、その恰好を何とかしないとな」とルルーシュは靴を脱いだルルーシュ、いやゼロを連れてじぶんの部屋へと向かった。
「とりあえず、Tシャツと・・・ジャージでいいか」
「あぁ、すまない。」
ゼロはそれらを受け取り、皇帝として着ていた(正直鬱陶しい)服を脱ぎ始めた。
不思議なことに血の痕はない。
まるで全てが夢だったかのように。
そうしてアンダーシャツまで脱いだところで、ルルーシュがびしいっと固まった。
「?どうした・・・」
「お、おま・・おまえっ!!は、恥を知れ恥を!!」
急に真っ赤になったルルーシュがあわてて背中を向けた。
一体何なのか、とゼロも目線を下へ向け、びしぃっと固まった。
「なな、なっ・・・なんだ、これは!!」
「お前が言うな!!」
それまで、ゼロの体はれっきとした男のものであったはずだ。
だが、今は柔らかそうな乳房がはっきりと見える。
「だ、だって・・・え?!ええっ?!」
触るのも怖い、かといって放っておくのも怖い。
「だっても何もあるか、さっさと服を着ろ!」
顔を真っ赤にしたまま振り返ったルルーシュはまっとも正面から見てしまいあわててまた顔をそむける。
とりあえず、隠さなければならないのは確かなので、ルルーシュはTシャツを着るとそのままへたり込んだ。
まだ脱いでいない下を脱いで、確認するのが怖い。
「ど・・・どうしよう・・・」
「どうしようって・・・どうするか・・・。」
夕日も沈み、電気のついていない薄暗い部屋の中でルルーシュとゼロは困ったようにお互いを見つめあっていた。
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福岡にオタク友達がいなくて偶に鬱々してます。
寂しいと死にはしませんが不貞寝します。
空を自由に飛びたいなぁなんて夢を持っています。
いつかパラグライダーかハンググライダーをする気でいます。
マイペース、ケセラセラを心情に頑張って生きています。