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とっても久しぶりな更新
すいません、ホントすいませんっ
本当はプロットになかった部分も書きたかったのですが、なんて言うか・・・ぶっちゃけ面倒くさくなってしまったので、そのままコピペです。
いや、多少改訂しましたが・・・ほんとすみません。
「どうした、早く入れ」
指定された場所にあったトレーラーは扇たちを驚かせるには十分すぎる代物だった。
「今からここがお前達のアジトとなる」
「それは・・・俺たちと組むと考えていいのか?」
「ああ、だがここは私にとっての住居でもある。作戦の前日でもない限り、夜には各々この近辺に用意した住居に帰ってもらうぞ。」
「それは、俺たちと組むと考えていいのか?」
ただの車にしては豪華すぎるその空間に、扇グループの面々は息をのんで車内を見回していた。
「住居ってことは・・・ゼロはここに?」
「ああ、そうだ。もっとも、以前の場所からは移動しているがな。」
「どうやってこんなもの・・・」
「頼んだら譲ってくれたよ・・・道楽者の貴族がな」
何のことはない、というように答えるゼロに対して、扇たちは唖然、と言葉をなくしていた。
「2階は私の居住スペースだ、用がない限り極力立ち入ることを禁止する。このラウンジは好きに使うといい。」
はぁ・・・、と気のない返事をした彼らに追い打ちをかけるように、トレーラーの二階から泣き声が聞こえてきた。
赤ん坊の・・・。
「ん・・・あぁ、目が覚めたか。とりあえずそこに用意した冊子に目を通しておけ。あとは各自自由行動だ。」
なぜレジスタンスのアジトから赤ん坊の泣き声?と固まる彼らをよそにゼロは飄々とした様子で腰を上げるとトレーラーの2階へと姿を消した。
「ゼロって・・・子持ち?」
「父親、だったのか・・・?」
「若く見えるのになぁ・・・」
*****
仮面とマントを外し、部屋の隅に据えられたベビーベッドを覗く。
とたんに泣きやんだ赤子は抱っこをせがむように手を伸ばした。
「よしよし、一人にさせてすまなかったな。」
ぁー、ぅー、と言葉にならない声を発するわが子に蕩けそうな笑みを浮かべ胸元へと抱き上げる。
そのままルルーシュは椅子に腰をおろすとパソコンの電源を入れた。
モミジのように小さな手がルルーシュの指をつかむ。
娘が生まれたことをきっかけに、ルルーシュは学校を辞めた。
正確にはその数か月前から休学していたのだが・・・。
ミレイには母子ともどもちゃんと世話をすると言われたが、そこまで迷惑をかけるわけにはいかない。
それに卒業してしまえばいずれはアッシュフォードをでなければならなかった。
時期が早いか遅いかの違いしかなかったのだ。
そして、学校をやめたと同時にルルーシュは前々から立てていた計画の一つを実行した。
祖国への反逆。
ハーフであるわが子にとって、今の世界はどう考えても生きていくに厳しすぎるのだ。
ならば、世界を変えるしかない。
これが、ゼロとしてのはじめの一歩だ。
優しい世界を作る、いつかナナリーやこの子が生きていくための。
「お前が大きくなるころには、みんなが笑える世界にしてみせるよ。」
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福岡にオタク友達がいなくて偶に鬱々してます。
寂しいと死にはしませんが不貞寝します。
空を自由に飛びたいなぁなんて夢を持っています。
いつかパラグライダーかハンググライダーをする気でいます。
マイペース、ケセラセラを心情に頑張って生きています。