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気分の赴くままに好き勝手書いていきます。 なのでいきなりジャンルが増えたり減ったり、当面はギ.ア.スを中心にお送りしていきます。
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タイトルに比べて随分とアレな内容です。
またカニバです。
エログロです。
不快な気分になられる方もいらっしゃると思うので、グロテスクな表現がお嫌いな方は回れ右でほかの小説をどうぞ。
シチュエーション不明、書きたいものを書いただけって感じです。
あとついでに藤ルル(♀)です。



下肢を白く濡らし、一方で上半身を赤く染めた少女は生まれたままの姿でグチュグチュと音を立てながら顔をうずめるようにして赤い肉塊を貪りついていた。
少女の掌の中でまだ時折跳ねるような動きをするそれは、イキモノだった食料ではなく、ニンゲンの心臓であった。

そして、少女の傍らには先ほどまでその心臓の持ち主であった男が転がっていた。
身体は無造作なままに捨て置かれているが、その首は大事そうに少女の膝の上に置かれていた。

エモノは男が肌身離さず所持していた日本刀だろう。
少女の腕ではうまく切れなかったのか、首の皮は引きちぎられたような跡があった。

一つの体勢をずっと続けていたからだろうか、少女が気だるげに身をよじらせるとこぷりと男が最後に残していった残滓がこぼれた。
少女は零れ堕ちた残滓をじっと見つめ、もう動かない心臓をびしゃりと無造作に投げ捨てて己の指ですくい上げると白濁の絡んだ指に舌を這わせる。
煽情的というよりは狂喜的なその姿を男が見ることはなかった。

口を赤く染め、白く染め、少女は一通り満足したのか男の首を抱えて男の体にすり寄った。

抱きしめてくれたはずの腕はもう動かない。
だが、それでもいいのだとばかりに、少女は男の首があった部分に舌を這わせると歯を立てた。
死後硬直で硬くなり始めている肉はなかなか噛み切れない、それでもしつこく噛みついていると皮が切れ、肉が裂け、少女の口の中へ納められた。
それを飲み込み少女はまた男の首に歯を立てる。

その行為を数回繰り返し、満腹になったのか少女は目を細め、むき出しのままの乳房に押しつけるように男の首を抱き締める。

「だいじょうぶです、また、すぐにあえますよ。だって、あなたはまだおれのなかで、いきているんですから」

それは本能的に少女が感じ取った種の発芽。


男の肉で、命になり損ねた白い死骸で膨らんだ腹を少女が愛おしそうに撫でる。

「・・・ふふ、さみしくないですよ。だってすぐそばにいるんですから。ねえ、きょうしろうさん」

応える声はないというのに、少女はくすくす笑いながら男の体にすり寄って男の首に口づける。
もうそれはただの肉塊でしかないというのに、少女はひどく愛おしいものを見るような目を向けていた。

ふ、と気づいたように少女は顔をあげて男の身体を見る。

「ああ、でもこのままではだれかがあなたをみてしまいますね・・・ああ、ぜんぶ・・・ぜんぶおれのなんです、だぁれにもみせてなんかあげませんよ。」

少女は男の首を一度手放すと、男の首と体とを切り離した日本刀を再度手にして男の体を解体し始めた。
もう血のめぐりのない男の体は切っても血は出なかったが死後硬直のせいで上手く切るのは難しかった。
不意に少女は、あぁと声をあげて笑い刀を捨てると男の体を引きずり始めた。

「ごめんなさい、ぜんぶはたべてあげられないから、だから、こうすればいいんですよね」

どこにそんな力があったのか。
少女は男を担ぎあげると蜃気楼のコックピットに押し込んだ。

「ここなら、だぁれもあなたをみつけませんね、きょうしろうさん」

くすくす、と少女が笑う。
たとえ、第三者の誰かが見つけたとしても、首のない所々かけている裸の遺体を見たところで性別が男であることくらいしか分からないだろう。

少女は男の首と刀を取りに戻った。
ついでに男の着ていた団服の上着だけを体にまとうとあとの衣服は無造作に投げ捨てる。

男に抱かれていた時のようなぬくもりと安堵をおぼえて、少女は・・・
ルルーシュはうっそりと嗤った。
そうして戻る先は蜃気楼ではなく斬月。
暗いコックピットの中はまるで男の腕の中のようで、ルルーシュは血濡れであることも下肢を伝う白濁にも気を留めず男の首を胸に抱いたまま目を閉じた。

口からこぼれていくのは子守歌。

誰も聞くことのない子守歌だけが、静かに歌われていた。



++++++++++

ここはどこなんでしょうねぇ。
一応イメージ的には空白の1ヶ月?
黒の騎士団というか、藤堂さんに見つかったルルーシュが藤堂さんを襲ったのか、はたまた藤堂さんがルルーシュをヤっちゃったのかはわかりませんが。

え?スザク?

だれそれ・・・?

あとテーマは「かまきり」と「うまれかわり」
ご存じのとおり、カマキリのメスはオスを食います。
あとうまれかわり、は一応二つ意味を持たせて、血濡れで全裸のルルーシュが狂気をはらんだ姿に生まれなおしたというのと、あと藤堂さんを体の中に納めちゃって生まれてくるのを待っているというのと。

うーん・・・やり過ぎた。
一応、キイさまのお話から思いついたので、キイさまに捧げさせていただきます。
いらなかったらポイしちゃってください
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福岡にオタク友達がいなくて偶に鬱々してます。
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